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スキャンディスクが必要です。 |
□投稿者/ Spur 付き人(96回)-(2004/06/13(Sun) 22:41:28)
ディスクは、レコード盤のように、渦巻き状にデータが蓄えられています。 1周を9分割して、1セクターと言います。 そして、1周をトラックというのですが、容量によって、何万トラックとか、何十万トラックもあるのです。 データを書いたり読んだりするときは、このセクター単位で行われます。 つまり、1文字でも1セクタを占有するのです。 そして、1セクタで入らないくらい大きなデータは、何セクタも使うのですが、セクタは隣にあるとは限りません。 ディスクの中を捜して空いているセクタに続きを書くのです。 そして、1番目のセクタの続きはどこにあるかということを、1番目のセクタの最後に書いておくのですが、これをチェイン情報と言います。
ところが、同じデータファイルを何度も修正していると、このチェイン情報が壊れてしまったり、無くしたりして、続きがどこにあるか分からなくなることがあります。 そうなると、そのファイルは完全ではないので読めなくなってしまいます。 また、続きだったはずのファイルはチェイン情報が切れて、誰の続きでも無くなった迷子のセクタになってしまいます。 それが「不良セクタ」です。 ですから、その場合は、その迷子のセクタと、お尻が切れてしまったファイルは使えませんので削除するしかありません。 それをやってくれるのがスキャンディスクです。
スキャンディスクを行うときはセーフモードでやってください。 そうしないと、とんでもなく長い時間がかかります。 Windows98ですよね? セーフモードでも数時間かかりますので、通常モードなら10時間かかっても終わらないでしょう。
セーフモードにするには、電源を入れて少しするとWindowsのロゴが出ますね? その少し前からF8を押してください。 するとどんなモードで起動するかの選択画面になりますので、そこでsafeモードを選びます。 そして、Windowsが起動されたら、「スタート」→「アクセサリ」→「システムツール」→「スキャンディスク」を選びます。 そして、「標準」ではなく、「完全」にチェックを入れて、「エラーを自動的に修復」にもチェックを入れて[開始]を押します。 3〜4時間で終わると思いますので、終わったら普通に終了して、普通に起動してください。 できれば、スキャンディスクをしたあとで、同じメニューに「デフラグ」というのがありますので、それもやっておいてください。 また、この「デフラグ」は数ヶ月に1度行った方が良いですよ。 ディスクのアクセスが少し速くなります。
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