ADSLやBフレッツを検討している人へ |
実は、私はADSL真っ盛りの中でもフレッツISDNでやっています。
理由は、収容局から遠いのでADSLに変えても速度が期待できない、Bフレッツは維持費が高いし・・・ということなんです。
しかし、さすがに最近では「何とかもっと早くしたい」と検討をしています。
その検討過程とやり方を、同じように考えている方々に公開しようと、まとめてみました。。お役に立ててください。
ADSLが使えるかどうか、Bフレッツはどうか、また、ADSLが使えるとしたら、何Mbpsが良いのか、などは自分である程度調べられます。
ここでは私が行った、ネットでの検索とその検討方法を書いています。
手順1: ADSLのどのサービスが可能か? NTT西日本の、↓に電話番号を入力すると、1.5M、8M、モアの内、どのADSLのサービスを受けられるかがわかります。
http://www.ntt-west.co.jp/ipnet/ip/adsl/adsl_db/index.html
NTT東日本の方は、↓こちらです。
http://www.ntt-east.co.jp/flets/adsl/index.html
※「タイプ1」にしないと電話も同時には使えません。
私の場合は、3つとも「サービス提供中です」でした。
ここから申し込みも出来ますが、ちょっと待った!
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手順2: 収容局からの距離を調べる どれに申し込めば良いのか、また、今のISDNからどれくらい速度が変わるのかを見てからにしましょう。
↓ここに電話番号と住所を入力します。
http://www.ntt-west.co.jp/ipnet/ip/adsl/a_support/senro/senro01.html#form
すると、私の場合は「約3.8km」です。って、おぃおぃ、それじゃあグラフで見ると、ほとんど速度が出ないじゃないか?
そうです。ADSLは収容局から2km以内の人しか、その恩恵を受けられないのです。
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手順3: 伝送損失から検討する ここで、さらに速度を掴む為に、「伝送損失」という値を調べてみます。
↓ここをアクセスして電話番号を入力します。
https://lios-web.nttwest-lineinfo.jp/LiosApp1/LoginPub
※「000-000-0000」ではなく、「-」無しで番号を続けて入力します。
ここで表示された伝送損失を、↓のグラフで見れば、予想速度がわかります。
http://www.ntt-west.co.jp/ipnet/ip/adsl/a_support/senro/index.html#sankou
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手順4: 伝送損失が求められない場合 で、電話番号を入力してみると、ありゃ?「ご指定の電話番号による検索はできませんでした。」ってどういうこと?
それはね、つまり、収容局から自宅までが普通のメタルケーブルではなく、途中が一部光ケーブルになっている、光化済みの部分があるということなんです。
念のためNTT(116)に聞いてみました。
「Spur様の設備を調査しましたところ、光設備に収容されており、ADSLをご利用していただくことは大変厳しいかと存じます。」
って、おぃおぃ、「厳しい」のではなくて、「無理」ってことだろぅ?ハッキリ言わないね〜。
※途中に光化済みのエリアも無く、ADSLが利用可能な場合には、収容局までの距離と伝送損失が表示されます。
「じゃあ、もっと近くに収容局が建設される計画は?」って聞いたら、
「未定です。」って、そっけない返事。(~_~)
手順5: Bフレッツを検討 で、今度はBフレッツを検討することにしました。
↓に電話番号を入力して、住所を入力せずに、[サービスエリアチェック]のボタンを押します。
サービスタイプは、一般家庭なら「ファミリー100」を選択します。
http://www.ntt-west.co.jp/ipnet/ip/bflets/entry/entry_form.html
自分の住所を見つけてクリックすると、「現在サービス提供エリアとはなっていませんが、まとまったご希望登録をいただき次第サービス展開させていただきます。」って出てきた。
やっぱり(^_^;)
でも、めげずに[ご希望登録]のボタンを押して、必要事項を入力しました。
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手順6: 電話での確認 翌日、NTTから電話が来て、
「Spur様の地区は近くまで光ケーブルが来ていますので、今申し込めば来月中には工事ができます。」って(・o・)
「え?、いぇ、あのー、今すぐ申し込む積りではなく、申込者がたくさん集まらないと工事計画をしないということだったので、参加表明のつもりで、[ご希望登録]のボタンをポチッっと押したんですが・・・?」
「そうでしたか、じゃあ、1ヶ月ほどの間に申し込みされるのなら、このまま保留にしますし、今申し込みをキャンセルもできますが、どうしましょう?」
おまけ: 費用の違い 「はぁ〜、そうですね、すみません、ついでに教えてください。」って色々聞いちゃいましたので、ここにまとめます。
まず、Bフレッツは、ISDNやADSLと違い、電話線とは別に追加になります。
従って、Bフレッツは他のものと比較ができないので、アナログ回線やIDSLに加えて、これだけ必要と考えてください。
項目 アナログ回線 フレッツISDN フレッツADSL Bフレッツ 契約料 \800 \1,000 \3,850 \800 工事費 \72,000 \27,100 方式変換初期費用 アナログ→ \2,000 方式変換初期費用 ISDN→ \2,000 月掛け通信費 \2,830+使用量 \2,800 1.5M=\2,900
8M=\3,100
モア=\3,200\4,300 月掛けレンタル費 \490 \900 月掛け屋内配線利用料 \60 \200 月掛け費用合計 \2,830+使用量 \2,800 1.5M=\3,450
8M=\3,650
モア=\3,750\5,400
※ISP(インターネット・サービス・プロバイダ)料金はこれとは別に約\2,000/月程度必要です。
※アナログ電話の月掛け通信費(基本料金)は局の規模によって異なります
※ISDNの人がBフレッツを導入したら、ISDNは止めてアナログに戻さなければ基本料金が高いままですが、\2,000の変更料が必要です。
※いくら「ファミリー100」だからといって、100Mbpsが保証されているわけではなく、局からの距離や条件によって下がります。
ちなみに、私のところでは、「10Mbpsくらいだと思います。」と言われました。
結局、工事費が高いし、月掛けも高いし、ルータも買いなおさなきゃいけないし、悩むな〜