Spur 趣味から得た知識【JavaScript設置講座】

はじめに

JavaとかJavaScriptというのがあります。

Javaというのは、Cやアセンブラのように、コンパイルの必要な、プログラム言語のひとつで、特にインターネットに限られた目的で開発されたわけではありません。
JavaScriptというのは、HTMLだけでは不足しているwebページの処理能力を高めるために、Netscape社が開発したLiveScriptを元に、Netscape社とSun社が共同開発したスクリプト言語です。
JavaScriptはHTMLファイルの中に記述できるスクリプト言語なので、特別なソフトも必要無く、非常に手軽に使うことができ、しかも、従来はCGIなどで行う必要のあった処理の一部をHTMLファイル だけで行うことが可能になる便利なものです。

JavaScriptはNetscape Navigator2.0以降、Internet Explorer3.0以降のブラウザが対応していますが、Internet Explorerに搭載しているものは、正確には「Jscript」といって、 Microsoft社が独自に開発したJavaScript互換のスクリプト言語です。
従って、Internet Explorerでしか使えないオブジェクトやプロパティがあるし、反対に、Jscriptでは対応していないオブジェクトやプロパティもあります。
また、JavaScriptも改良されてバージョンが進んできていますが、ブラウザがどのバージョンに対応しているかは次の通りです。

JavaScript バージョン	Netscape Navigator	Internet Explorer	備考
1.0	2.0	3.0	LiveScriptにwindow、Dateオブジェクトなどの基本的なオブジェクトが追加された初版。
1.1	3.0	4.0	Imageオブジェクトが追加された。
1.2	4.0	4.0	screen、layerオブジェクトが追加された
1.3	4.06	5.0	文字コードがUNIコードになった。 Dateオブジェクトの年号が4桁になった。 ミリセコンド単位の時間が扱えるようになった。 欧州標準のECMAScriptと互換性がある。

JavaScriptを記述する時には、相手のブラウザがIE/NNのどちらでも、また、少し古いバージョンでも利用できるように作ることを心がけましょう。
このサイトで使っているJavaScriptや紹介しているJavaScriptはどちらでも動作可能なものを厳選しています。

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