Spur ささみジャーキー・詳細な作り方 

燻製で出来るものの中に、ビーフジャーキーがあります。
でも、肉が高いので失敗したら嫌だな〜、と思っていたら、ビーフの代わりに鶏のささみを使った、「ささみジャーキー」なるものがあることが分かりました。
ささみなら安いからと、何度か作ってみました。
最初は本を見て、先輩の作り方の通りにやってみましたが、作り方が悪かったのか、温度がいけなかったのか、苦くておいしいと言える物ではありませんでした。
自分で調味料を加減したり、温度を変えたりして、試行錯誤をしながらおいしくできる方法を見つけました(^^♪

Spur流 自家製燻製・手作りスモーカーも参考にしてください。

準備するもの(今回使ったもの)
  • スモーカー
  • 燻製材
    (スモークウッド:ミックスとサクラ)
  • 鶏のささみ5本
  • 漬け込み液
    (醤油・味醂・砂糖・胡椒・生姜・にんにく)
  • ビニール袋(ささみを漬け込む)
  • 今回作った漬け込み液
    今回作った漬け込み液
    醤油100cc
    味醂50cc
    砂糖30g
    胡椒適量
    おろし生姜適量
    おろしにんにく3片
    これを砂糖が溶けるくらい軽く煮てから冷ましたもの。

    作り方

    ささみの厚さが半分になるように、開きます。
    歯ざわりが悪い筋も取っておきましょう。
    今回は5本で作りましたが、何本でも燻煙材の量や作る時間は変わりませんので、たくさん作った方が安上がりになります。
    最初に作った時は、様子が分からなかったので2本作り、次は3本作り、先回も3本でおいしい分量も分かってきましたので、今回は5本でやってみました。
    漬け込み液を作り、ビニール袋に開いたささみと漬け込み液を入れて、空気を抜いて口を縛り、一晩寝かせます。
    今回は、夕方仕込んで翌日まで約15時間漬け込みました。
    漬け込み液から出して、肉についている胡椒・にんにく・生姜を取り除いて、ペーパータオルで表面の水分を拭き取り、1時間ほど風にさらして風乾します。
    表面が濡れていると燻煙したときに煙が良く付かず、ムラ焼けのようになってしまいます。
    風乾している間に燻煙の準備をします。
    今回は冷燻で行うために、スモークチップではなく、スモークウッドを使います。
    燻製機の火皿に入る大きさに折って、表面をきれいに光らせ、甘みを加えるために、粗目砂糖を振り掛けておきます。
    ウッドに火をつけ、煙が出てきたら肉をS字環でぶら下げます。
    せっかくなので、余った空間にチーズとチクワも入れておきました。
    チーズとチクワは、なにも下ごしらえせずに乗せただけです。
    冷燻・温燻・熱燻などの特徴はこちらをご覧ください
    スモークウッドは1/3に折って使いましたので、2.5時間くらいで燃え尽きます。
    燃え尽きたらウッドを新しいものにして、さらに3時間ほど、合計5時間ほど燻煙します。
    熱い内に皿に移し、S字環を取り外し、1〜2時間風にさらして出来上がりです。

    今回もおいしくできました。売り物には無い香りと歯ごたえを楽しんでください。

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